イノベーションを起こすのは
世の中に驚きを起こすには,イノベーションを起こさないといけない.
“イノベーション”こそが自分たちの武器.
Appleはガレージから,Googleは,レゴブロックのサーバーから始まった.
イノベーションは大企業よりベンチャーからのが起こりやすい.
取引先やジレンマ・子会社との関係で,拘束されやすい.
コンビニを活用した事業といえば,セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートが思い浮かぶけど,伊藤忠商事だと子会社のファミリーマートがほとんど!
ビジネスは需要と供給
あなただけの視点ではなく顧客の需要がなくてはいけない。
供給(あなた)→”価値”←顧客(お客様)
企業側と顧客側から考える!(下図)
顧客セグメント
STP戦略は不要.
ターゲティングは不要.
大切なのはセグメント!!
ex 居酒屋をしたい = アルコール市場 (マーケットニーズ)
・日本酒が欲しい!
・ワインが欲しい!
・ビールが欲しい!
そのターゲットが20代女性なのか60代男性なのかはどうでもいい.
お金を払ってくれることが重要.
アルコール市場にあるニーズをセグメント
市場にあるニーズをセグメント.
ex 前章であげたアルコール市場のセグメント
→利便性,快適性,価格,コスト削減
これらをしっかりとセグメント.
飲食店を出したら儲かるだろう?ではダメ.
飲食店を出すのに一番大切なことはそこにお腹が減っている人がいるかいないか.
味やマーケティング力,資本力ではない.
ニーズは顧客の’不’
ニーズが生まれる = 何かに不を持つ
〇〇があって、それに対して不を持っている人がいるからこれを改善したらビジネスになるね.
→こう提案する!
不は,行動の中にある!
だから行動を観察することが重要.
ex iphoneを持っている人(行動)がiphoneが熱くなることに”不”を感じている.
不を洗い出すフレームワーク
不の解消法を自分の中で一回整理して書き出す
ex 満員電車を解決するためのバス通勤事業を企画
①顧客はどんな人?
②なにがその人の価値になるの?
③どうやってそれを広げていくの?
④どうやって顧客をリピートさせるの?
⑤いくら儲かるの?
⑥自社のなにを使ってそれを提供するの?
⑦どうゆう風に進めるの?
⑧誰と一緒にやるの?
⑨いくらかかるの?どれくらい利益でるの?
これらの質問で,自分の頭を整理→書き出す.
ジョブ理論
不の中のジョブを細分化していくことが大切.
ポイント:不の中のジョブを明確に細分化する
なぜ満員電車が嫌なの?
→みんなが出した”不”をそのまま捉えてしまったらダメ
ジョブ理論:人が買うときは人がそれを「雇う」
Q:A,満員電車で30分の通勤 or B,空バスで1.5時間で通勤
⇨みんなAを選択する。満員電車の解決がジョブではない!
・時間が非生産的でモッタイナイ
・パソコンを開いて仕事ができない
・朝食がとれないぐらい朝は時間がない
・満員すぎて乗れなかったりするから
・通勤時間に寝たり趣味をしたいから
満員のぎゅうぎゅうが嫌なんじゃなくて、満員でなにもできない=非生産時間が嫌だということ。
人が求めているジョブは?
⇨満員電車に乗らないで通勤
⇨朝の時間を生産時間に変えられる解決
<満員電車が嫌だ!>
満員解決募集中と言われて、
空いている通勤あります!提案してもジョブと雇用関係が生まれていない。
<通勤非生産が嫌だ!>
時間を生産時間に変える全て
⇨予約制で座れる・コンセントがある・移動の心地よさ・移動中の朝食・寝れる安心
このようなことがジョブという!
ビジネスモデルキャンバスに埋め込む
①通勤時間を非生産時間だと感じている人
②移動の快適さ、生産時間、朝食管理、睡眠時間、サンクタイム(顧客への提供価値)
③福利厚生サービス、自社顧客へ提案、一般広告(電車つり革・バス・看板・ポスティング)(チャネル)
④顧客が継続するには?ヘルスコンディションや契約者割引(顧客との関係)
⑤福利厚生での企業収益、サブスクリプション、ネスレマシンPRでの収益、見込み売上(300)、見込み利益(200)(収益の流れ)
⑥KM渋滞情報、顧客リスト、ネスレブランド(リソース)
⑦運営は委託、バスは自社、朝食は提携(主導活動)
⑧KMグループとの提携、ネスレ朝食外注先との提携(パートナー)
⑨初期コスト(1000万)、運営コスト(100万)
②は、ダブルダイアモンドのフレームワークで解決する。
課題(非生産時間)→何が?→どうやんの?
ダブルダイアモンドの4つのフェーズ①発見(拡散)、②定義(収束)、③展開(拡散)、④実現(収束)