こんにちは!yushiです!
今回は、管理栄養士と食品メーカー商品開発部のそれぞれのメリット・デメリットというテーマでお話をしていこうと思います!
ぶっちゃけ、どっちがいいの?って聞かれても、仕事も全然違うし人それぞれかな…というところです。
それぞれの良いところ・悪いところがあると思います!
しかし、「食を通して人を幸せにする」という目的は同じですので、そうゆう目的で仕事をしたい人であれば悩んでしまう選択肢ですよね…
この記事を読んで職業選択のひとつの判断材料として、参考にしていただければと思います。
それでは、さっそくいってみましょう!
管理栄養士・食品メーカー商品開発部のそれぞれのメリットとデメリット
前述した通り、管理栄養士と食品メーカー商品開発では、似たような職業と思われることが多いですが全然違う仕事をしています!
「食を通して人を幸せしたい」という志を持った人には、どちらも魅力的な職業で、選ぶのに困ってしまいますよね…w
僕の実体験と周りの経験談をもとに、それぞれのメリット・デメリットをお話させていただきます!
この記事を読んでくださる方為に少しでもなれれば嬉しいです!
管理栄養士のメリット・デメリット
まずは管理栄養士のメリット・デメリットについてもお話をしていきます!
管理栄養士といっても色々な場所で働く管理栄養士さんがいます。
- 保育園、学校給食
- 薬局、ドラッグストア
- 病院
- 保健所(公務員)
こんな感じでしょうか。管理栄養士の中でも種類が多いですよね!
管理栄養士のメリット
まず第一に、僕なりに、かなり大きいメリットだと感じるのが「国家資格の為、場所を選ばずに働ける」ということだと思います!
女性の方で、旦那さんが転勤のある職業柄の人は、かなり嬉しいメリットなのではないでしょうか?
- お昼に給食が食べられる
- 専門分野を活かした仕事ができる
- 相手と近い距離で、コミュニケーションがとれる、感謝される
こんな感じでしょうか!
お昼に給食が食べられる
お昼ご飯をオフィスの周りで、毎日食べている人からしたら”給食”は、すごく嬉しいかと思います!
専門分野を活かした仕事ができる
専門分野なので、スペシャリスト的な存在です。胸をはって自分の仕事をしている方が多いなと学生時代の研修やセミナーをたくさん聞いて感じました!
相手と近い距離で、コミュニケーションがとれる、感謝される
元食品メーカーの僕からするとお客さんと関わる機会が少ない為、管理栄養士の仕事は、人と人との距離が非常に近くそこにやりがいを感じる方も少なくはないのではないかと思います!
管理栄養士のデメリット
僕が一番感じたのは、比較的女性社会の職場が多いといった印象です…。
栄養学科の男女比を見れば、容易にイメージはできますよね…
あとパートさんとか、料理が上手な方ってだいたい女性ですよね。
デメリットとは、言い難いですが男性にとっては、苦手な人もいらっしゃるかと思います…。
ぶっちゃけ、僕も苦手なんです女性社会…w
そのほかにも周りの管理栄養士からこんなマイナスな感想を聞きました!
- 人間関係が悪くなると大変…
- 給料が低く、なかなか上がらない…
- 休みが少ない、仕事が大変…
こんな感じでしょうか!これらのデメリットについてにも触れていきましょう!
人間関係が悪くなると大変…
部署が比較的少人数な為、人間関係が悪くなると大変です…
食品メーカーって、30人の部署とかで多いんですが病院の栄養室や給食施設、薬局ってそんなに多くないので、人間関係が悪くなってしまうと辛いですよね…
給料が低く、なかなか上がらない…
給料が低く、なかなか昇給がないみたいです。
管理栄養士は、仕事がハードな割に給料が低い…と良く聞きます。
確かに僕も大学時代、管理栄養士の求人をみたとき
“このくらいしか給料もらえないんだ”
とびっくりしました…。実習で、仕事がとても大変だったイメージがあるからです…。
病院の栄養部門の長や給食施設の”長”になれば、給料は上がるという話です…
しかし、そのような人たちは、1人の存在なのでなかなか難しそうですよね。
休みが少ない、仕事が大変…
休みが少ない、仕事が大変…。
確かに、食品メーカーが120日以上休みがあるのに対して、管理栄養士さんは100日ちょっとという話を聞いたことがあります…。
休みが少なく、仕事がハードなのは、かなりモチベーションが下がる原因ですよね…
さて、これまで管理栄養士のメリット・デメリットについてまとめてみました!
次は、食品メーカー商品開発部についてのメリット・デメリットをお話ししていこうと思います!
食品メーカー商品開発部のメリット・デメリット
続いては、食品メーカー商品開発部のメリット・デメリットについて、お話していきます!
食品メーカーには、工場の生産部門や品質管理、営業や総務・経理などの事務部門と幅広く職種がありますが、今回は商品開発部に焦点を当ててお話をしていこうと思います!
食品メーカー商品開発部のメリット
まず第一に、”かなり人気で憧れの多い人が多い職業”です!!!
僕の実際の経験からしてもすっごく楽しいですし、やりがいのある仕事です。
- 自分の作った商品が世の中に出るやりがい
- 経費で色々な食べ物を食べられる
- 休日が多い(年間120日以上有給含め130日近く)
- 色々な部署の人と関わりがある
こんな感じでしょうか!
自分の作った商品が世の中に出るやりがい
自分たちが作った商品が実際にお店で出されていたり、コンビニやスーパーに並んでいるところを見ることができるのは、とてもやりがいを感じるかと思います!
友人、家族から「あの商品買ったよ!」なんて言われたら最高ですよね!
経費で色々な食べ物を食べられる
商品開発部は、すごいたくさんの試食にいきます。
なので、会社の経費で色々なものが食べられます!
これは食べるのが好きな人にとっては、最高ですよね!
いきたいお店がたくさんあってもプライベートでは、日数も限られていますからねw
商品開発部がたくさん試食にいく2つの理由はこちらです⇩
-理由-
・世の中の食のトレンドに常にアンテナをはっていかなくてはならない
・お客さんが「このお店のこのメニューみたいにしたい」というマッチングという依頼があります
休日が多い(年間120日以上有給含め130日近く)
休日は、本当に多いと思いました!
120日以上は、確実にあります。年によっては、125日とかある時もありますし、有給は義務で5日取得しなければいけないので、130日はある感じです!
僕は、自分のスケジュールで有給をとれたので、かなり有給は取りやすい職場でした。
食品メーカー商品開発部のデメリット
自分が一番デメリットだと感じたのが”全国転勤”があることです。
会社から「〜県に転勤ね!」と言われたら断れないんですよね…
僕も一回希望しない県が職場になってしまいました…
これを機に、転勤で会社に言われたら仕事辞められるくらいの余裕を作ろうと副収入を作る選択をしました!
そのくらい場所を選択できない辛さを感じましたね。海外転勤もあるので、海外が嫌な人からしたら最悪かと思います!
- 他業界と比べると給料が低い
- ITリテラシーが低い
こんな感じですね!ひとつずつ深掘りしていきましょう!
他業界と比べると給料が低い
他業界と比較すると給料は低いです。しかし、安定はしています!
“食”はなくてはならないものなので、なくなることはないと思います。
最大の欠点は、
“利益率が非常に低いんですよね”
他に記事で、詳しく紹介していますが、固定費(工場・店舗・従業員・食材・原料費)が大きすぎるので、手元に残せるお金が非常に少ないビジネスモデルなんですよ…
IT業界と比較したときのビジネスモデルの比較と手元に残せるお金差をです⇩
このように食品ビジネスは、手元に残せるお金が少ないんですよね…給料が上がりにくい理由もこのようなビジネスモデルにの影響かと思います!
このような知識は、株を自分で始めたりwebメディアを自分で運営したりする中で培っていきました。
ITリテラシーが低い
ITリテラシーが非常に低いです。これは正直、今の時代では致命的だと感じています!
テクノロジーを用いた効率化やコスト削減等の問題解決をやっていかないといけないのにも関わらず、価格競争や人件費削減(残業カット)だけで戦うのは、非常に厳しくなって来ています…
一方では、食品メーカーの中でもテクノロジーを駆使して、生産の課題を解決している会社もあります!
食品メーカーのインテルと呼ばれたくらいの会社です。アリアケジャパンという会社です。
下記の日経新聞から出ている記事にも書いてありますが利益率18%を達成しています。
食品ビジネスでは、1割(10%)利益が出せれば高いと言われています。そんな中、18%という2倍近い数字をあげられているのは、時代に対応しデジタル化を迅速に取り入れたからなのではないかと思います!
最後に
最後まで、読んでいただきありがとうございました!
管理栄養士と食品メーカー商品開発部のそれぞれのメリット・デメリットをあげてみました!
実際の体験や見てきたこと、そしてこれからの時代を加味して、かなりハッキリと深い内容を記事にできたと思っています。
これからも管理栄養士や食品メーカー商品開発部関係の情報を実際の体験にもとづいて、情報提供していけたらと思います!
最後になりますが、もし関連記事も読んでくだされば嬉しく思います。こちらにリンクを貼っておきますね!